疣贅状黄色腫

疣贅状黄色腫 (verruciform xanthoma)

本症は口腔内、口唇、外陰部(陰嚢など)に生じる表面が顆粒状を呈する小結節です。 典型的な臨床症状は、自覚症状の無い、淡紅色から赤橙色調を呈する表面顆粒状からカリフラワー状の小結節で、50歳~60歳代に好発します。結節は有茎性のことが多いですが、ドーム状の形態をとることもあります。結節は比較的短期間で増大し、大きさは拇指頭大までのことが多いが、時に鶏卵大を呈することもあります。
発症機序はいまだ不明ですが、慢性刺激による反応性変化によるとする説が有力です。本症発症にヒト乳頭腫ウィルスの関与は否定的とされます。また、本症に全身的な脂質異常は伴いません。
病理所見:表皮は錯角化を伴う角質増殖や表皮肥厚および表皮突起の延長を認めます。真皮内には脂質を豊富に含んだ泡沫細胞が多数認められ、脈管拡張と、単核球や好中球を混ずる炎症細胞浸潤がみられます。

治療

外科的切除を行います。

執筆:2012.1

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