Twenty nail dystrophy

本症の典型例では、生下時の爪は正常ですが幼児から徐々に全ての爪が変形してきます。爪表面に縦走する細かい隆起を生じ光沢が失われ、サンドペーパーで擦った様な外観を呈します。爪の変化は爪母付近より始まり遠位に拡大します。通常は思春期頃には軽快しますが、成人まで症状が残ることもあります。特発性で遺伝性はないとされています。
また、成人から発症する場合もあり、全ての爪の変化があるときにこの病名が使われますが、全ての爪に変形が及ばないときには、円形脱毛症、扁平苔癬、尋常性乾癬、免疫グロブリンA欠損症、尋常性魚鱗癬やアトピー性皮膚炎との鑑別が重要になります。
治療は基本的にはステロイド外用を中心に行い、時にステロイド内服で軽快することもあります。外用PUVAで軽快したという報告もあります。

執筆:2011.2

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