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単純性紫斑

本症は、女性の下肢に好発して境界のやや不明瞭な点状出血が多発しますが、やや大型の紫斑が数個みられることもあります。浸潤を触れず、自覚症状はありません。血液検査上異常所見を認めません。一般的に安静にて自然消退しますが、ビタミンCや止血剤の内服を行うこともあります。血小板減少性紫斑や初期のHenoch-Schonlein紫斑との鑑別が必要になることもあります。

 

執筆:2011.1