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爪下外骨腫

爪下外骨腫 (subungal exostosis)

本症は、指趾の末節骨の骨組織が増生して、爪甲下や近傍の皮膚を隆起させて腫脹してくる外骨腫です。病変は反応性の軟骨異形成によるものと考えられています。また、疼痛が強く爪甲変形も伴うことが多いです。しばしば、外傷によって生じますが、自然発症することもあります。10-20歳代に多く発症し、第1足趾に好発します。

診断

X線撮影で確定できます。
鑑別にグロムス腫瘍が挙げられます。

治療

外科的に隆起した骨切除を行います。

執筆:2013.1