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色素血管母斑症

当院で掲載している希少難治性疾患に関する説明は、患者さん並びにご家族の皆様に参考となる情報提供であり、その検査や治療は当院では行っておりません
また、紹介すべき病院に関しても適切な情報を持ち合わせておりません。
尚、当院では希少難治性疾患に対する医療相談は行っておりませんので、ご理解のほど宜しくお願いします。

色素血管母斑症 (phacomatosis pigmentovascularis)

本症は、皮膚単純性血管腫と色素性母斑が合併し、一部で両者が互いに重なり合う非遺伝性疾患です。合併する色素性母斑の種類により4 型に大別されます。

第1型:疣状色素性母斑
第2 型:青色母斑
第3 型:扁平母斑
第4 型:青色母斑+扁平母斑

このうち、最多は第2 型で約80 %を占めます。基本的に皮膚病変のみをきたしますが、約20 %の症例でSturge-Weber 症候群やKlippel-Trenaunay-Weber 症候群を合併するため、本症は神経皮膚症候群に分類されます。
治療法はレーザーやカバーマークなどで対処します。

執筆:2011.8