線状苔癬

線状苔癬 (lichen striatus)

本症は、主に片側四肢のBlaschko線に沿って線状配列する、比較的稀な原因不明の皮膚炎です。稀に体幹や顔面に生じることもあります。乳幼児から学童に好発し、成人では比較的稀です。淡紅色の2-4mm径の扁平で鱗屑と光沢のある丘疹が数個生じ、それが多発融合して1-2cm幅の線状あるいは帯状になります。自覚症状は通常ありませんが、時に掻痒を伴うことがあります。

病理所見

湿疹様の非特異的炎症所見を呈します。

治療

本症の多くは特に治療しなくても数ヶ月で進行が止まり、1年以内に自然消退しますが、炎症後色素沈着や脱色素沈着がしばらく残ることがあります。
ステロイド外用すると症状は早期に軽快します。特に爪母に病変がある場合は爪変形を生じるので、ステロイド外用を行います。

執筆:2013.1

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