線状苔癬

線状苔癬 (lichen striatus)

本症は乳幼児から学童に好発する、Blaschkoラインに沿って線状あるいは列序性に配列する紅斑または丘疹です。原因はまだ明らかではありません。
線状皮疹に先だって、ときに落屑を有する孤立性の淡紅色~暗紅色の多角形~円形で2~4 mm 径の丘疹が数個生じる。その後、融合傾向を示して淡紅色~暗紅色の線状あるいは幅は1~2 cm 程度の帯状皮疹となりますが、通常自覚症状はありません。
鑑別疾患として、炎症性線状表皮母斑、色素失調症(第2 期)、線状疣贅、扁平苔癬、線状皮膚萎縮症、帯状疱疹などがありますが、比較的容易に鑑別が可能なことが多いです。
治療は、ステロイド軟膏外用で対処し、多くは自然消退します。特に小児におけるものはほぼ全例で1 年以内に自然消滅します。

執筆:2011.5

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