貨幣状湿疹

成人および高齢者の四肢伸側に好発する、掻痒を伴う類円形(貨幣上)ないし楕円形の境界明瞭な湿疹ですが、時に体幹、腰部などにも生じる場合もあります。湿疹の表面は痂皮を形成して鱗屑を伴う紅斑性局面となります。掻破することにより散布疹を生じて、自家感作性皮膚炎を生じることもあります。

発症の機序は不明ですが、秋から冬にかけての皮膚が乾燥する時期に生じることが多いため、何らかの外的刺激が発症に関与しているのではないかと考えられています。

治療はステロイド外用と抗アレルギー剤の内服を行います。乾皮症を伴う場合は、保湿剤の外用を行うことも重要です。

執筆:2011.1

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