銀皮症

本症は、銀化合物が汗腺・毛嚢・結合織などに沈着して、灰青色の特有な光沢を持つ色素沈着が生じる疾患です。全身性あるいは局所性に生じます。
全身性銀皮症は、日光露出部を中心に淡い光沢を有する灰青色から褐色調のびまん性色素沈着、爪半月に青色色素沈着を認めます。局所銀皮症は同様の色素沈着が銀含有物の存在する部位に一致して認められます。確定診断には、皮膚生検してX線微小分析、誘導結合プラズマ発光分光分析などで銀を証明できます。
全身性銀皮症の原因は、(胃腸薬、口内炎治療薬)、仁丹、銀粒菓子などの長期摂取で生じる可能性があります。局所性銀皮症の原因は、歯科金属、硝酸銀液の長期使用(塗布、うがい)、銀製縫合糸、銀含鍼による埋没鍼療法などが挙げられます。

執筆:2010.12

▲PageTop

ページトップに戻る