紡錘形細胞性脂肪腫

紡錘形細胞性脂肪腫 (Spindle cell lipoma)

本症は脂肪腫の特殊型で、全脂肪腫の約1.5%を占めるとされます。

臨床症状

45-70歳代の男性に圧倒的に多く発症し、項部、肩、背部の皮下が好発部位です。

病理所見

成熟脂肪細胞、紡錘形の核を持つ細胞、複屈折性の膠原線維束、間質の粘液性基質が混在する所見を呈します。 免疫染色では、紡錘状細胞はCD34陽性、デスミン陰性、S-100蛋白陰性です。電子顕微鏡では、紡錘状細胞は線維芽細胞の性状を呈するとの報告があります。また、13qあるいは16q染色体の欠失をしばしば認めます。

治療

外科的全摘出を行います。

執筆:2012.8

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