皮膚混合腫瘍

皮膚混合腫瘍 (mixed tumor of the skin、chondroid syringoma)

本症は、青壮年の顔面(上口唇、鼻、額、下顎など)や頭頸部に好発する、比較的硬い皮下結節あるいは皮内結節で、エクリン汗腺およびアポクリン汗腺由来の比較的稀な良性腫瘍です。緩徐に発育し、境界明瞭で可動性を有することが多く、通常自覚症状はありません。

病理所見

1-2層の壁細胞で囲まれた管状構造と筋上皮分化細胞の結節状増殖で構成される上皮性成分と、粘液様および軟骨様の間葉系成分が混在して認められることが特徴です。アポクリン型の場合、断頭分泌像が見られますが、エクリン型の場合、立方形の一層の上皮で被覆された小さな管状構造が軟骨様間質内に散在します。アポクリン型が多く、エクリン型のものは少数で軟骨様汗管腫とも呼ばれます。また、毛包系、脂肪細胞への分化を認めることもあります。
稀に癌化することがあります。

治療

外科的摘出を行います。

執筆:2012.11

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