Favre-Racouchot症候群

本症候群は嚢腫面靤性結節性皮膚弾力線維症とも言われ、毛包周囲の変性弾力線維の増加により毛包管が閉塞し、毛包漏斗部に角質塊が蓄積して充満し、二次的に炎症症状のほとんど無い貯留嚢腫が形成されると考えられています。
高齢(約50歳以上)で長期間日光暴露を受け、喫煙歴のある男性に好発します。ごく稀に放射線治療後に発症した報告もあります。

臨床症状

主に顔面(眼瞼周囲、額、頬など)に、毛包性角化、黒色面靤、白色・黄色小結節が多発・集簇し、周囲に深い皺襞を伴います。稀に、耳介、側頚部、前腕や手背などにも生じることがあります。

治療

外科的切除や面靤圧出、トレチノイン外用、タカルシトールやアダパレン外用を行います。
CO2 レーザーやケミカルピーリングで治療することもあります。
治療後、遮光して禁煙することは言うまでもありません。

執筆:2014.5

▲PageTop

ページトップに戻る