エクリン母斑

エクリン母斑 (eccrine nevus)

本症は、生下時あるいは乳幼児頃から四肢に好発する、成熟したエクリン腺分泌部あるいは汗管の過誤腫的増加を特徴とする稀な疾患です。純粋にエクリン腺分泌部及び汗管のみで構成される病変と、毛細血管の増加とムチン沈着を伴うエクリン血管腫様過誤腫 (eccrine aigiomatous hamartoma)があります。後者では、時に毛包やアポクリン腺、神経要素などの増加を伴うことがあります。また、後者は出生時より生じる手掌・足底の数個までの結節状病変であり、疼痛や発汗異常を伴うことがあります。

治療

多汗症があれば、塩化アルミニウム外用、あるいはボツリヌス毒素注射で治療することもあります。限局していれば、外科的に病変摘除も行われます。

執筆:2012.12

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